「昼は菓子パンだけ」は色々ヤバい。菓子パンに代わる昼食の選び方。
昼食を菓子パンだけで済ませている人へ。
菓子パンだけの昼食はハッキリ言って危険です。
本記事では、菓子パンだけの昼食が危険な理由について解説し、オススメの昼食についてご紹介します。
1.「昼は菓子パンだけ」が危険な理由
自律神経がガタガタになる
菓子パンは糖質のかたまりです。
そのため、空腹時に単体で菓子パンを食べると血糖値が急上昇します。
血糖値の急上昇は血糖値スパイクと呼ばれ、心身に大きな負担を掛けます。
というのも、血糖値スパイクは自律神経をガタガタにしてしまうのです。
自律神経とは自分の意志でコントロールできない神経のことで、発汗や内臓の動きなどを自動で調整してくれます。
自律神経がガタガタになると、下記のような悪影響が現れます。
- うつ症状
- 疲れやすい
- 不安感・焦燥感の増大
- 不眠
- 日中眠くなる
これら症状は、仕事や家事のパフォーマンスを確実に低下させます。
太りやすくなる
先ほども説明しましたが、空腹時に単体で菓子パンを食べると血糖値が急上昇します。
ヒトの体は血糖値が急上昇すると、血中で余った糖を脂肪に変換します。
すると何が起きるか?
早い話が太ります。
つまり、昼食を菓子パンだけで済ませると高確率で太ります。
タンパク質・ビタミン・ミネラルが足りない
糖質のかたまりである菓子パンは、高カロリーな食品です。
カロリーだけで考えた場合、菓子パンは昼食としては十分です。
しかし、菓子パンはタンパク質・ビタミン・ミネラルがほとんど含まれていないため、栄養的には最悪の昼食です。
菓子パンは、カロリーはあるけど栄養が無いことから「エンプティカロリー(空っぽの栄養)」と呼ばれており、昼食としては失格です。
現代人の多くはタンパク質・ビタミン・ミネラルが不足気味。
これら栄養素の不足は、新型栄養失調とも呼ばれています。
新型栄養失調となると、うつ症状や体力の低下、アレルギーやアトピーなどの症状が出やすくなります。
昼食を菓子パンだけ済ませると栄養の欠乏を招き、新型栄養失調のリスクを激増させます。
2.昼食の選び方
昼食を選ぶ際にありがちなのが、炭水化物を中心にメニューを考えてしまうケースです。
例えば「ラーメンにしようかな?牛丼にしようかな?パスタにしようかな?」など、選ぶ視点が炭水化物になってしまいがち。
炭水化物に偏った昼食は、程度の差はあれ、菓子パンと同じリスクを抱えています。
昼食を取る際は、炭水化物ではなく、タンパク質を中心にメニューを考えてください。
タンパク質を中心に考えるとは「肉料理にしようかな?魚料理にしようかな?卵料理にしようかな?」のような考え方です。
こうすると、タンパク質の多い食事が摂れます。
さらにタンパク質の多い食品は、ビタミン・ミネラルも多いので栄養的メリットが大きいです。
3.菓子パンに代わる昼食は?
菓子パンと同じくらい手軽に食べられる昼食の候補は下記のとおりです。
- ゆで卵
- フランクフルト
- 魚肉ソーセージ
- クルミ・アーモンドなどのナッツ類
ポイントは低糖質・高タンパクであることです。
いずれもコンビニで買うことができ、手軽に食べられます。
また、最近はコンビニ各社が低糖質・高タンパクな商品を強化しています。
「低糖質・高タンパク」と書かれた商品を利用するのも有効です。
4.まとめ
本記事をまとめると以下の通りです。
- 菓子パンだけの昼食は次のリスクがある
- 自律神経が乱れる
- 太りやすくなる
- 栄養不足になる
- 昼食選びは炭水化物ではなくタンパク質を中心に考える