タダで楽しめるデジタルコンテンツの行きつく先は・・・?
インターネットの普及でタダで楽しむことのできるデジタルコンテンツは爆発的に増加した。動画・音楽・ニュース・SNS・ゲームなど例を挙げていくとキリがない。
Youtubeを使えば動画も音楽もタダで見放題!
ヤフーニュースを開けばいつでも最新ニュースが得られる!
LineやTwitterを使えばいつでも・どこでも人とつながることができる!
ゲームだって無料でオモシロいものがたくさんある!
あぁ!何て素晴らしい時代になったんだろう!!
と思いたいところだが・・・・・。
そう思っている人はいるだろうか??
少なくとも、俺はそう思っていない。
いや、そう思えないという方が正しいか。
でもナゼだ!?
楽しいはずのデジタルコンテンツを見れば見るほど、使えば使うほど、心が空虚に感じるのは?
こんな風に感じるのは俺だけ!?
みんなはどうなんだろう?
自分はYoutubeとオンラインゲームをよく楽しむ。
Youtubeを使えば無料で好きな動画をいくらでも見れる。
オンラインゲームは無料の対戦カードゲームをよくしていて、タダなのによくできたオモシロいゲームだ。
どちらも自分が好きでやっている。
なのに・・・なのにナゼだ?
Youtubeもオンラインゲームも・・・。
する前は楽しみなのに、やった後に空虚に感じるのは?
何というか、、、時間を浪費してしまったと半ば後悔している自分がいる。。。
俺個人の経験則から、デジタルコンテンツを消費して行きつく先は喪失感だと思う。
浴びるようにデジタルコンテンツを消費しても充実感は得られない。
実はコレ、俺個人の経験則だけじゃなくて、ちゃんとした裏付けもある。
世界的ベストセラーの「スマホ脳」という本をご存知だろうか?駅の本屋とかによく置いてある。
スマホがメンタルに与える影響を書いたこの本では、多くの研究結果をベースにデジタルの波にさらされた現代人に警鐘を鳴らしている。
恐ろしいことに、デジタルコンテンツはネット依存になるように設計されており、IT各社はいかに人々をネットに夢中にさせるか研究している。
ネットへの依存はメンタルを蝕む。IT各社はそれを承知で人々をネット依存へ仕向ける。人々がネットに依存するほど、IT各社は利益が出るから。
スマホ脳を読んだときに思ったことは「やっぱりね・・・」という感想だった。
デジタルコンテンツを消費した後に残る喪失感・後悔を知ってる自分からすると、「自分だけじゃないんだ」という感覚の方が強かった。
ただ、自分の予想以上にメンタルを蝕むことが書いてあり、その点に関しては驚愕した。
デジタルコンテンツを浴びるように消費しても、充実感は得られない。
好きなだけYoutubeを見ても、オンラインゲームをしても充実感が得られないことを俺は既に経験済みだ。。。
じゃあ、充実感はどこにあるのか?
実はスマホ脳にはそのヒントが書いてある。
身体を動かすことだ。
つまり運動だ。
メンタル改善の勉強をすると、運動はメチャクチャ効果がデカいことが分かる。
運動は何でもいい。
散歩でも自転車でも、ヨガでも筋トレでも。
とりあえず身体を動かせば、人の脳は集中力を増し、ストレスが軽減される。
確かにやってみるとその通りなのだ。少し歩くだけでも思考がクリアになって、モヤモヤも晴れていく。
運動強度の高いジョギングもたまにするのだが、走った後は心が晴れやかになる。
そう、充実感だ!「俺はやったぞ!」という高揚感で気分がアガるのだ。
インターネットの普及に伴って、デジタルコンテンツはこれからますます幅を利かせるだろう。何を隠そう、このブログだってデジタルコンテンツだ。
タダ同然のコストで自分の好きなものが楽しめる。
このこと自体は素晴らしいことだ。
ただ、その結果として心を病んで不幸になってしまっては元も子もない。
デジタル化が加速度的に進む現代は、残念ながら幸福を感じにくい。
しかし、対策が無いわけではない。
こんなデジタルの時代でも幸せをつかむコツがあるはずだ。
そのコツの1つが「身体を動かす」ことだ。
改めて書くと、アナログだなって感じる。
デジタル時代の幸せのコツはアナログの中にある。
これが核心じゃないかな?