魚油はうつを軽減する。オメガ3の力で炎症を鎮める。
魚油はうつを軽減します。
本記事では魚油が持つポテンシャルについてご紹介します。
1.うつの原因「炎症」
近年、「うつ病は身体の炎症が原因となっている」という説が有力視されています。
身体のどこかで炎症が生じると、人体で免疫システムが作動、炎症性物質が分泌されます。
この炎症性物質が血流に乗って脳に達することで、うつ症状や集中力の低下といった脳機能の低下を引き起こすという説です。
「うつに悩んではいるけど、身体に炎症は無いよ」と思った方もいるのではないでしょうか?
実は現代人は知らず知らずに何らかの慢性炎症を抱えがちです。
例えば肥満。
肥満になると肝臓や腸といった臓器の周りに内臓脂肪が付きます。
内臓脂肪が増えると脂肪細胞が分泌する炎症性物質が臓器に炎症を引き起こします。内臓脂肪が減らない限り、体は緩やかな炎症が続くことになり、体はジワジワとダメージを受け続けます。
体調が悪いと感じている人ほど、体内の炎症レベルが高いという報告もあることから、うつっぽさ・慢性疲労を感じている人は高確率で炎症が進行しています。
炎症とうつについてはこちらの記事も参考にしてください。
2.魚油はうつを軽減する
魚油はうつを軽減します。
なぜなら、魚油には炎症を鎮める効果があるためです。
中でも青魚が有効です。
青魚にはDHA・EPAが豊富に含まれています。
DHA・EPAはオメガ3脂肪酸という油に分類され、炎症を鎮める作用があります。
DHA・EPAを積極的に摂れば炎症が鎮まり、うつなどの精神症状が改善されます。
フィンランドの研究では、魚嫌いの人は魚好きの人と比べて抑うつ状態の人が2倍だったと報告されています。
また国立長寿研究センターによると、血中のDHA・EPA濃度が高い人はうつに悩む人が少ないと報告されています。
3.魚油の摂り方
DHA・EPAが良いと分かったところで、次の問題はどうやって摂取するかです。
僕は以下2つのアプローチをオススメします。
缶詰で食べる
DHA・EPAは青魚に豊富です。
そんな青魚を手軽に食べる方法としてオススメなのが缶詰です。
例えばイワシ缶やサバ缶、サンマ缶などです。
これら青魚の缶詰は
- DHA・EPAが豊富
- 長期保存が可能
- 安くてお手軽
というように、栄養・保存性・価格に優れたスーパー食材です。
僕がよく買うのは照焼き缶やかば焼き缶です。
「もう1品欲しいな」というときに、手軽に追加できる点が助かりますね。
僕の一押しはニッスイの「炙りサバの生姜しょうゆ」です。
生姜の風味としょうゆベースの味付けがサバのうま味を引き出します。
サプリで摂る
2つ目のアプローチはサプリメントです。
サプリメントを使えば、青魚を食べない日でもDHA・EPAを摂取できます。
現代日本人の多くはDHA・EPA不足です。
サプリを使えば、DHA・EPAの摂取量を底上げできるので、とてもオススメです。
DHA・EPAのサプリメントはたくさんありますが、DHCのサプリが良いです。
その理由は以下の3つです。
- DHA・EPAの含有量が多い
- 価格が安価
- GMP基準を準拠した工場で作られている
GMP基準とは医薬品等の適正製造規範です。
DHCのサプリはこの基準を満たしており、価格に対して品質が高い点が優れています。
4.最後に
本記事では魚油(DHA・EPA)が持つ炎症抑制パワーについてご紹介しました。
現代の食生活において魚油は、意識して摂らないと不足しがちです。
昨今のうつ患者増加は魚の消費量低下も原因ではないかと僕は思っています。
もしあなたがうつっぽさに悩んでいるのであれば、魚油を多く摂る食生活を試してみませんか?
この記事があなたの健康に寄与するものになれば幸いです。