マサオのブログ

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スナック菓子・ジャンクフードがうつを招く理由

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体に悪いと言われるスナック菓子・ジャンクフード。

実はうつを招きやすいことをご存知でしょうか?

 

本記事では、

  • スナック菓子・ジャンクフードがなぜうつを招くのか?
  • 代わりとなるおやつは何なのか?

についてご紹介します。

 

 

1.スナック菓子・ジャンクフードがうつを招く理由

スナック菓子・ジャンクフードがうつを招く理由は次の2つです。

1-1.トランス脂肪酸の影響

トランス脂肪酸とはサラダ油などの植物油に水素を付加して作られた人工の油です。

安価で保存しやすいため、コストを抑えたパンや揚げ物などに幅広く使用されています。

当然、スナック菓子・ジャンクフードにも用いられています。

 

なぜトランス脂肪酸がうつの原因となるのか?

その理由は以下の2つです。

肝臓の機能低下による炎症の進行

トランス脂肪酸は人体にとっては未知の物質です。

摂取すると肝臓はパニックを起こし、機能が低下します。

肝臓の機能低下は体内の炎症に直結します。

すると、血液中の炎症性物質が増加。

この炎症性物質が脳に到達すると、うつのリスクが高まるのです。

うつと炎症の関係性について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参照ください。 

masao3.hatenablog.com

 

大量の栄養素の消耗

トランス脂肪酸は肝臓に大きな負担をかけます。

肝臓は苦しみながらも何とか代謝しますが、その代償として大量のビタミン・ミネラルが消耗されてしまいます。

ビタミン・ミネラルは脳機能を制御する神経伝達物質の生成に欠かせない存在です。

ビタミン・ミネラルが不足すると感情が不安定になるなど、うつのリスクが高まるのです。

 

1-2.多量の糖質

スナック菓子・ジャンクフードは糖質の塊です。

例えば、ポテトチップスはジャガイモが原料、ハンバーガーは豪快にバンズを使用しています。

糖質の過剰摂取はうつのリスクを高めます。

その理由は次の2つです。

 

低血糖症を招く

低血糖症とは、血糖値が乱高下して安定しない症状を言います。

スナック菓子・ジャンクフードなどの糖質を過剰に摂取すると、血糖値が急上昇します。

すると急上昇した血糖値を抑えようと脳内ホルモンが多量に分泌され、血糖値は乱高下します。

多量に分泌された脳内ホルモンによって自律神経は興奮状態となり、精神は不安定化します。

低血糖症について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参照ください。

masao3.hatenablog.com

 

ビタミンB群の欠乏を招く

糖質の代謝にはビタミンB群を多く使います。

糖質を過剰に摂取するとビタミンB群が欠乏しやすくなります。

ビタミンB群は、脳機能を制御する神経伝達物質の生成に不可欠な存在です。

つまり、糖質の過剰摂取によってビタミンB群欠乏となると、精神が不安定になるのです。

ビタミンB群と精神疾患の関係について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参照ください。

masao3.hatenablog.com

 

2.スナック菓子・ジャンクフードは中毒になるよう設計されている 

うつのリスクを高めるスナック菓子・ジャンクフード。

恐らく多くの人が、何となく体に悪いことは分かっていたと思います。

 

その一方で

「分かっちゃいるけど、やめられない・・・」

という方も多いのでは?

 

それもそのはず。

スナック菓子・ジャンクフードは中毒になるように設計されています。

糖と脂肪が絶妙にミックスされたスナック菓子・ジャンクフードは、私たちの舌に強烈な刺激を与えます。

人類が生き延びてきた古代の環境では、糖と脂肪は貴重な資源でした。

そのため人類の脳は糖と脂肪に反応するように進化してきました。

スナック菓子・ジャンクフードの中毒性は、脳が糖と脂肪に反応するという弱点を見事に突いたものなのです。
 

3. 代わりのおやつ

スナック菓子・ジャンクフードの代わりとなるおやつについて3つほど紹介します。

 

3-1.口寂しい時のおやつ

「とりあえず何かつまみたい!」

こんなときのオススメおやつがナッツ類です。

コンビニやスーパーではおつまみコーナーに置かれています。

ナッツ類はビタミン・ミネラル・食物繊維豊富なスーパーフードです。

おやつ&栄養補給もできるので、強くオススメできます!

↓定番のミックスナッツはこちら↓

3-2.甘い物が食べたいときのおやつ

「甘い物が食べたい!」

こんなときのオススメおやつは果物です。

果物にも糖質はありますが、同時に食物繊維を多く含んでいるため、血糖値の上がり方が緩やかです。

また、ビタミン・ミネラルが豊富なため、栄養補給としても期待できます。

 

「いや、もっとガツンとした甘い物が食べたい!」

そんな場合は、糖質制限スイーツをオススメします。

近年の糖質制限ブームにより、糖質を大幅に抑えつつ、パンチのある甘味を確保したスイーツが登場しています。

糖質制限しつつスイーツを食べたいという方にはぜひオススメです!

↓糖質制限スイーツはこちら↓

 

3-3.こってりしたものが食べたいときのおやつ

「こってりしたものが食べたい!」

こんなときのオススメおやつはバターです。

どうやって食べるのか?

ズバリ、そのままです。

スプーンですくってそのままパクリ。

僕はよくやってます(笑)

 

バターは糖質ゼロです。そのため血糖値に影響がありません。

さらに、短鎖脂肪酸が豊富に含まれているため、効率的なエネルギー源となります。

体力が落ちている人にバターは強くオススメできます。

 

ちなみに、バターを食べても太りません。

カロリーが高いからバターは太ると言う方がいますが、これは勘違いです。

というのも、カロリーでは太りません。

太る原因は過剰な糖質摂取です。

詳しく知りたい方は、こちらの記事を参照ください。

masao3.hatenablog.com

 

4.最後に

本記事は「「うつ」は食べ物が原因だった! 」という本を参考に書きました。

この本は、食事とうつの関係について真正面から答えてくれる本です。

より詳しく知りたいという方はぜひ手に取ってみてください。

本書の著者である溝口氏は、栄養医学によって4000人ものうつ患者を回復へ導いた医師です。

うつの背後には高確率で栄養不足が隠れています。

かくいう自分も栄養不足由来のうつで苦しんだ1人です。

 

もしあなたがうつに苦しんでいるなら、それは栄養不足が原因かもしれません。

正しい知識が、あなたを守る武器となります。